DIYで玄関とトイレを作る

1.木材を調達する

 図面から必要数を計算します。EXCEL等を利用して種類と本数を計算します。地元の木材店にFAXで種類と本数を書いて見積もりをお願いしました。2×4やコンパネなどはホームセンタで安く買えることはありますが木材屋さんはそれなりにいいところがあります。計算上の必要数はすべて一度にそろえることはありません。ある程度期間を要する場合は何回かに分けて買ったほうが保管のことなどを考えるといいと思います。木材屋さんは結構こちらの希望に合わせてくれるものです。ホームセンタやネットの通信販売とあわせて検討すればいいと思います。

2.床を作る

2×4を床の土台として配置して断熱材を配置します。断熱材の厚さは100mmにしました。その上にコンパネをはって床の基礎は完成です。奥のほうがトイレになります。手前が玄関になります。手前の壁をあとで玄関の入り口用に丸ノコであなを空けます。外壁が出来上がり、玄関の鍵がついてからの工程になります。

3.壁の柱を立てる

 2×4材で壁の柱を設置していきます。

 2×4材の切断はスライドソーがあるととても便利です。また柱の垂直をBLACK&BECKER社のレーザー垂直・水平器を使いました。これもあるといろいろ重宝します。

3.壁を張る

壁はOSBボードを張り、防水シートを張り、その上から本実加工した杉の壁板を張りました。最後にVATON(バトン植物油脂性無公害塗料)のダークブラウンを塗って仕上げました。

4.ドアと窓を自作する

 ドアは壁に使った杉材を使い内側が縦方向、外側が横方向になるように配置し、真ん中にOSBボードを挟みこむような構造にしました。こうすれば強度も得られゆがみも防げます。木工ボンドで接着し床用釘で固定しました。
 窓は2×4材を縦引きにして半割りにした材料をつかって2つ手作りしました。ガラスは残っていたガラスをガラス切りで切って一枚はなんとかまにあいましたが、結構無駄にしてしまい足りなくなってしまいもう一つの窓をガラス屋さんにもっていってガラスをいれてもらいました。ガラス切は難しくなかなかうまくなりません。

ドアと窓はバトンのアイアンレッドを塗りました。バトンは自宅の床にも使いましたが、臭いも弱く扱いやすくて何度も使っています。2×4材の縦引きはテーブルソーがあれば簡単にできます。スライドソーとテーブルソーがあると能率がぜんぜん違います。また正確性もアップします。

5.断熱材を入れる

 壁の断熱材はあらかじめ同じ幅にカットしてあるタイプの断熱材を使いました。これも厚さ100mmにしました。断熱材のカットはハサミやカッターでもカットすることはできますが、あらかじめカットしてあるタイプが便利です。マスクはしっかりしたものを用意しましょう。健康第一です。また、断熱材を使用したあとはいつもアイボンで目を洗浄します。ゴーグルをつけてやるのがいいかもしれません。ゴーグルはすぐ曇るので工夫が必要です。
 仕上げは石膏ボードをはり、最後に壁紙を張って仕上げます。

  

6.壁に新しい入り口を作る

 壁の中の柱の位置はおおよそは見当がつきますが、5cm程の穴をあけ確認します。丸ノコのガイド用に木材で位置を固定させまっすぐ切れるように準備します。壁際で丸ノコが使えないところはノコギリを使います。壁板をとると防水シートが張ってありそれをとると筋交いと断熱材が入っていました。筋交いは耐力壁でのので取り払うのは好ましくはありませんが、今回は外側に新たに壁を作っていますので強度的には問題ありません。最後に内側の石膏ボードに内側と外側からカッターで切り込みを入れ取り払います。

  

7.内壁を作る

 トイレと玄関の仕切りの壁を作ります。これも2×4材で仕切りの骨格を作り、中に断熱材を入れ両面を石膏ボードを張ります。ドアは余っていたフラッシュドアの両はじをカットして700mm幅にして利用しました。右側は下駄箱として収納に利用予定です。トイレの広さが心配でしたが以外に余裕のある広さになりました。

   

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