ユニットバスを組め立ててみました。

老朽家屋のリホームでユニットバスを入れることにしました。なんとかDIYでやりたいと思っています。サイズは160cm×120cmです。ヤフーオークションで調べるとINAX製が12万円代で入手できるようです。問題は施工手順書をメーカーがださないということです。施工を頼むと組み立て費用は5万円くらいのようです。ネットで調べると自分で施工したいができるだろうかとの質問を見受けます。
灯油などをいつも注文している業者さんがユニットバス(エアウォータ)もあつかっているようなので聞いてみると組み立て費込みで18万円くらいとのこと。ただし施工込みでないと出荷しないとのことでした。
今回自分で組み立ててみることにしました。組み立ての体験をホームページにまとめておきます。

サイトの構成変更に伴い2011年11月の記事を再掲示しています。

今回購入したユニットバス INAX集合住宅用ユニットバスBH-1216サイズ
写真はBH-1216SBWE2/W01

ヤフーオークションでセット価格380.000円のところ68%OFFで127.680円【消費税込】
送料無料です。

落札して連絡がありました。寒冷地仕様の場合、9,240円【消費税込】の追加になるとのこと。
天井換気扇5,964円も注文しましたので合計142,884円となりました。

寒冷地仕様は排水トラップに発砲スチロールで断熱カバーが付いています。
またシャワー混合栓に水抜き機能があるらしい。その関係か混合栓は壁取り付けの仕様になっていました。

入金確認後メーカーに発注となるので先に口座に振り込みました。
施工説明書は商品に同梱されていませんが図面などはご入金後に送付できますとのこと。

ドアの位置タイプ今回選択したタイプはLRです。

確認のメール
◆写真の化粧鏡・収納棚・引き違い窓・握りバーを除いた標準仕様です。
★★施工説明書は商品に同梱されていません。施工は大丈夫でしょうか。
メーカー組み立て施工でお受けすることもできます。(別途費用が要ります)
(解体・給排水・電気・ダクト・大工工事および接続はしません)

図面の送付をお願いしました。後日メールで4ページのPDFファイルが届きました。

たぶん大丈夫とは思っています。やってみないとわからないのではありますが。

7月18日 落札後メール受領
Yahooオークションにて、INAXユニットバスBH-1216サイズの落札ありがとうございます。
現状、今ご入金いただきまして、お届けは、約3週間から1か月後となります。お盆休みも加わりますので8月末位になると思います。
後日携帯に連絡があり7月中にお届けできるとの連絡がありました。お届けは土曜日は可能とのことでしたので、直近の土曜日でお願いしました。
7月27日 メール受領(配送の連絡)
メーカーから発送の連絡がございました。
7/30日着となりますので宜しくお願い致します。
(敷地内に保管希望の場合は、先にご連絡ください)
尚、商品が到着しましたら破損等がないかご確認ください。
万が一破損等ございましたら、翌日までにご連絡頂きますようお願い致します。
初期不良についてはメーカー保証がございますが、破損につきましては引渡後にご確認いただけていない場合
その後、破損のご連絡をいただきましても責任は負いかねますのでご了承くださいませ。
7月29日 メール受領(明日、お届けします。)
長らくお待ちいただきましたが、
明日(30日)、ご注文いただいたINAXユニットバスをお届けいたします。
受け取りの程よろしくお願いします。
朝の10時頃にお届けの予定です。
運転手一人でのお届けです、荷降ろしのお手伝いをお願いします。
無事、お客様の元に届くことを願っております。
7月30日 予定どおりトラック到着

荷物を降ろすのを手伝いました。

送り状(分かりづらかったので直しています。たぶんこういう意味でしょう。)

  • 品名 数量 メモ
    A1 部材箱セット 1
    A2 大型部材1 1
    A3 大型部材2 1
    A4 フレーム部材 1
    A5 床バスタブ 1
    A6 換気扇 1
    A4天井押さえ板 1
    A4コーナーフレームセット 1
    A1 目地材セット 1
    A5 本体下部セット 1
    A2 壁パネルセット 5
    A2 天井パネルセット 2
    A3 ドア枠ドア 1

梱包を開けてみます。

組み立て方がよく分からないので先ずは部材を確認して組み立て方を検討していきます。

1.パネル類

左:天井用(2枚)、ドア、右:側面パネル5枚
パネルの使い方はだいたい想像できるので問題なさそうです。
構造としては左、右、上の部分がフレームにはまるようになっています。
ドアの部分はネジで固定するようです。

2.フレーム類

右から縦フレーム短いもの4本(写真に1本もれていました。)、長いもの2本横フレーム長いもの2本、短いもの2本、天井用の補強用1本白いプラスチックの棒長いもの1本、短いもの2本
これはパネルの角のつなぎ部分の隙間用ビニールの筒状のもの1(これは何?)

縦フレームの拡大図

中央がコーナ縦フレームの上部の構造。3箇所は同じ構造。ドアを固定するフレームは構造が異なる。
左がパネルを連結するフレームの構造(1箇所のみ)

3.箱の中の部材

4.部材箱明細票

no. 品名 数量 記事
1 シャワーバス水栓 1
2 メザラ 1
3 管理ナンバーシール 1
4 照明 1
5 ハンドシャワー 1
6 ドリル 1
7 接続金具 2
8 トラップストレーナー 1
9 シャワーフック 2
10 取り扱い説明書 1
11 組み立て部材セット 1
12 配管固定金具 1
13 水栓補強板 1
14 換気扇補強枠 1
15 ジョイントボックス 1
5.組み立て部材セット(上記写真Cの内訳)

no. 品名 数量 記事
1 ビス・ナット 15
2 ビスb 45
3 ワッシャー 21

床パネルをユニットバスの設置予定場所に入れます。

奥がユニットバスの設置予定場所です。床はコンクリートです。元は汲み取り式のトイレがあった場所です。窓のサッシをはずして壁の開口部分をふさぎました。また3方向に断熱材を入れました。
水道の配管が準備できましたので床パネルをここに入れます。


玄関から家に搬入しました。家のなかにいれると前より大きく感じます。

設置場所の手前のドアで床パネルの脚のボルトがひっかかって入らないためすべてのボルトをいったん外していれました。はいったところでボルトを元の位置につけなおしました。


設置スペースはユニットバスが入るはずなのですが、なかなか入らなくてちょっと不安になりました。


かなり手間取りましたが無事設置できました。壁をつたって向こう側にいったのが正解でした。床パネルの搬入設置は一人だとちょっと無理のようです。妻の応援でなんとか予定の場所に入れることができました。入ってしまうとサイズの余裕もありギリギリという感じではないのですが収まるまでは本当に入るのだろうかと感じるほどでした。

水平器で確認しながら床の脚の高さを調整していきます。
手前は楽に高さ調整できますが奥側は隙間から手をいれて目測でボルト高さを調整し、ナットで締め付けていきます。

床パネルの設置が終わったらいよいよフレームを組み立てます。

壁パネルまで設置が終了しましたので壁を設置します。
すべてユニットバスを組み立て終わってからでもいいのですが電気の配線も必要になるので天井パネルを設置する前に壁を設置しました。

① 柱を設置
2×4で柱を設置しました。
12フィートをホームセンタで購入し、軽トラックを借りて搬入しました。やはり配達してくれると便利なのですが。
ユニットバスのドアに合わせて2×4材を組みました。

壁は石膏ボードを貼って壁紙で仕上げるとろろですが、OSBの張りっぱなしにしました。すべてOSBだとうるさい感じになるかもしれませんが、部分的に使うとアクセントになっていい感じです。


②電気の配線

奥側に洗濯機用のコンセント、手前に明かりと換気栓用のスイッチ2個を配置、天井に配線を準備しておきます。

③ 残りの部分もOSBボードを貼りました。

パネルの取り付けが終わったら、天井壁パネルを取り付けます。

天井パネルは2枚です。
パネルAはあらい場の上部、パネルBは浴槽部分の上部になります。
天井のパネルを取り付ける前に電気の配線、換気扇のダクトを準備をしておきます。

天井パネルの組み立て手順
①パネルBを壁パネルの上に置く。
②パネルAを壁パネルの上に置く。
③パネルAとパネルBの接合部に補強用フレームをあてビスで固定します。
④上部のフレームと天井パネルをワッシャーとビスで固定します。
⑤各パネルに貼っている保護シールを剥がす。
⑥換気扇を取り付けます。
⑦照明を取り付ける。
⑧シャワーフォルダを取り付ける。
⑨電気配線を行う。
⑩コーキングで隙間をふさぐ
⑪天板の開口蓋の落下防止用ヒモを壁に取り付ける。
⑫断熱材を天井上部にいれる。

①②パネルを壁パネルの上に置く。

天井パネルを一枚づつ壁パネルの上に乗せます。中央側に接続用の折り返しが来るようにします。

③補強用フレームを設置
天井パネルを壁パネルの上に乗せたら天井パネルを固定していきます。

④上部のフレームと天井パネルの固定
フレームにワッシャーをつけたネジで締め付けます。ワッシャーを天井パネルの折辺に引っ掛けて締め付けることにより固定されます.。

ワッシャーの用途が分からなかったのですがやっと分かりました。

⑤保護シールを剥がす
すべてのパネルに保護シールが貼ってあります。組み立て前のほうが剥がしやすいですが傷などつきやすくなりますので組み立て終わってから剥がすほうがいいでしょう。
はがしづらいところはカッターの刃をあてる感じで保護シートだけ切るようにすると剥がしやすくなります。くれぐれも力をいれすぎないように。

⑥換気扇
換気口の穴にプラスチックの棒を裁断し4辺に取り付け換気栓を設置してネジで固定します。天井パネルのうえからダクトを取り付けます。

⑦照明を設置
天井パネルをつける前に配線をしておきます。

⑧シャワーフォルダを取り付ける。
付属のドリル刃でシャワーフォルダ用のビス用の穴を開けます。ネジ受けを差込ネジで固定します。


ネジ受けフォルダの下地材をつけフォルダをネジ締め


シャワーフォルダを2箇所取り付けます。

⑩コーキングで隙間をふさぐ
マスキングテープを張ってコーキング材を充填します。

コーキングが乾いたらマスキングテープをはがして完成です。


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